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昨日の記事内で、松の内が終わった気になってたバカです。今日も本当に意味のない妄想レッツビギン!とにかく何かはじめよう!(元ネタは親御さんに聞いてください)
そんなバカがさらなるバカに気付きましたとさ。ウチのリディさんはものすごい無口で無表情設定なんですが、それでよくお館様のハートを掴めたよなー、と今さらながら自分の設定の不思議さに首ひねり。
前の戦の時点では、大人リディア登場ではピンとこず、いざ離れ離れになる!っていう土壇場でやっと自分に芽生えた気持ちに気付いたんだと思うんです、お館様が。で、前回EDの青い態度に出てしまったと。
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そりゃあね、ゲーム内では色々くっちゃべってたと思いますよ。バカ!みたいな事も言ってたと思いますよ。でもあれは本当に珍しいことで、普段は居るのか居ないのか分かんない子なんです。おとなしい子供。両親の間に入って、意味分からなくても会話に参加している気になっている子供を見たことあるんですが、そんな感じ。
セシルとローザが笑いあうと、意味が分からないけどリディアが小さく微笑むという、親子モード全開な人達なんです。
静かなんだけど、たまーに2人の気を引きたくて「リディアも!リディアもそれ食べる!」とか主張して、ローザに「リディアはコレ全部食べられないからダメ!」とか言われるんですよ。食が細くて好き嫌いが一杯あるどうしようもない子供状態になる。ウチでは家族団らんというとバロン夫妻とリディアです。notセオドア。
前回ED後からはもう少し大人になるので、家族団らんから兄妹的な感じにはなったんだと思います。
幻獣界と人間界を行ったり来たりだったけど、エッジの目の傷の理由をリディアも知っているのかなあ?あれ、本当に何なのでしょう???公式の設定も何もないし。あんなザックリな傷、戦闘以外ありえんし。今回の戦までの間にまだ波乱があったとしても、あの鬼の戦闘能力に匹敵する人がどこにいたと?
そして、もし理由をリディアが知っているのだとしたら、それにも絶対トキメキを覚えているだろうし、その理由によっちゃあ王様としてのエッジをすごーく意識しただろうし。
今回の戦までの間にミストの村はかなり復興しているけど、あくまであの場所に居続けたってことは、今だ不可思議の存在として畏怖されているんだろうなあ、と思うんです。皆のおかげでここまで復興できたわ!と喜んで見せるけれど、実際召喚士が街中にそうそう出られないと思うんですよね。だって黒魔法どころでないチカラを持つんだから何に巻き込まれるのか分からない。しかも子供や女性の方が召喚しやすいそうですし。子供は何に巻き込まれるか分からないわけで、余計に外に出せないのではないかと。すごいジレンマを感じている。
そんなジレンマをエッジはお宝を売りさばいてまでバックアップするだなんて。やっぱり出来た人ですよこの人。リディアは今回の戦いで、その意味というか懐の深さをしみじみ感じてんだと思います。もちろんギル様やセシルにも。けどすごく近くでリディアを見てくれていたお館様がリディアの心にすごーく残っちゃうんですよ。真月編で大いにお館様落ちしてますよ。思い切りドキドキしやがれってんだ。エッジの香りとかに敏感になったりするんですよ!さっきまでエッジがいたんだな、っていう気配だけで胸が締め付けられればいいんですよ!エッジが一人で考え事している横顔とか後ろ姿にドッキドキになるんですよ!たまに通路でばったり会った時に髪をグシャグシャーってされて、ちゃんと話をしたかったのに!とか小さくむくれてるんですよ!
その時にエッジの指の硬さにドキっとなって、目で見ているわけじゃないのに、感覚だけでここまで人の指をトレースできるの!?ってパニくってください。後ろからのぞきこむよに近づけられたエッジの顔をポカンと見ててください。思わずエッジの首筋の香りに固まってください。一人で泣いていた時に限ってやたら頭をグシャグシャされることに気付いてさらに泣いてみてください。
いっぱい切ない気持ちが重なって、好きな人と戦いに行くってどんな気持ちなんだろう。
最後の戦いの前にセシル達が魔導船に帰ってきた。もう最後がきたって、なぜか解る。あれだけ死を恐れて泣いたのが嘘みたいに月渓谷へのワープ地点にいる。やっぱり真っ先にセシルを見つめる。セシルが微笑む。何だか同じ事を考えていそうな気がした。セシルの隣で、同じように微笑むローザと目が合う。何だか微笑みが倍増してくる。そしてなぜかはじめて会った時の事を思い出した。おねえちゃんはセシルのたいせつな人なんだ、とぼんやり考えた子供の自分を。カインを見る。いつもと同じ表情。自分と同じ属性。その名は無表情、エッジ曰く仏頂面。生きて帰ってこられるか解らないのに、この戦いが終わったらカインに相談したいことがあるんだよねー、なんて考えている。不思議。カインを見ていたら青い星の事しか考えられない。
エッジを見た。虚空を仰いでいるのかと思ったら、じいっと青い星を見つめていた。
見られている気配を感じたのか、何?っと言うように眉を上げる。黙って首を振った頭に、ワシャワシャっとした感触。髪に左手の指を入れてかき混ぜている。ボサボサになった髪を見てなんだか満足そうに笑って見下ろしてくる。
「助けてあげないんだから…」
「え?ウソ!それはマズイ。絶対助けてね、リディアちゃん」
なんて言って、次は両手でワシャワシャ髪をかき混ぜて笑って見下ろしてくる。
笑い声が聞こえるので、セシル達の方を振り向いて言った。
「ホントに助けてあげないんだからね」
「そんな事言わないでリディア。絶対皆を助けてね」
「リディアがいないと、勝てる気がしないよ」
カインはくつくつと笑いをかみ殺すようにしている。
「さぁーって!行くか!」
エッジの声で、くすくす笑いの残るまま皆ワープ地点に足を踏み入れた。
ああ、もしも最後に見た景色がコレだったとしても、悪くねえな…なーんて、誰かさんの口調を心の中で真似てみた。急に可笑しくなって噴出した声が地上に残る前に、ワープしてしまったけど、皆には聞こえたのかな。
こういう心持で最終章に行って参ります!(派手に散ってこい!)